「古民家活用法」〜古民家宿-黒澤邸hanare〜

レストランだけではなく、古民家を宿にする活用もすすんでいます。

日本では、ヨーロッパと違い、老朽化した建物はすぐに壊し、新しい建物を生み出そうとするスクラップアンドビルドという手法が取られていました。その影響で日本における建物の平均寿命は、欧米と比べて非常に短くなっています。

不動産流通経営協会(FRK)は、2021年3月23日「2019年の既存住宅流通量が全国で60万戸超となり、新設住宅着工戸数との比較で、既存住宅流通比率が40.0%となった」と発表しました。
平成25年は14.7%だったので、かなり改善されてきた印象を受けます。しかし欧米主要国は7~9割なので世界的に見ても日本は圧倒的に低いものです。質より量を求められた時代は終わり、伝統工法で建てられた住宅の良さが見直され始めたのだと感じています。
檜は200年かけて強度が増加するそうで、200年後には伐採時よりも約30%程度増加するというデータが発表されています。鉄筋やコンクリートの耐久性は約百年だと言われているので、自然の木がどれだけ素晴らしいものかということがわかります。
そんな築百年を超える古民家を数年かけてリフォームし、一日一組限定の一棟貸し古民家宿のご紹介させていただきます。
古民家宿-黒澤邸hanare
長野県南佐久郡佐久穂町にあるJR小海線八千穂駅から歩いてすぐ。
この地域は、面影のある古民家や街並みが多く残っている場所です。「昭和34年」、当時の皇太子殿下のご成婚パレードがあった頃に想いを馳せながら、この地域に流れている時間も含めて、楽しんでみてはいかがでしょうか?

まだ、古民家フレンチレストラン久右衛門邸も、古民家宿黒沢邸も、まだ体験しておりませんが、ぜひ、1年以内に訪れてみたい場所です。

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