昭和アナログ回帰

近年、昭和の時代に流行したもの、定番だったけど衰退していったもの、が脚光浴びているというニュースを見ました。
・LPレコード盤、ステレオ
・カセットテープ
・旧車バイク
いずれもメーカーが生産中止、もしくは縮小している商品ですが、これらをリアルで知らない若者の間でブームとなっているそうです。

いままでの電化製品は最小化、高性能、低価格などを進め、どんどん進化していきました。

昭和アナログ商品のブームを牽引する主役は、若者と中高年層だと言われています。
若者にとっては、「温かみがある」「無駄にでかい」「新鮮」といった声がある一方、中高年には、同じ時代を生きた世代として「懐かしい」「今なら買える」という需要があります。
とくに旧車バイクは人気が高く、趣味のために車庫・倉庫を借りる人もいるほどです。

東北に本社がある会社が生産する家電製品は、シンプルでリーズナブルな価格ということで、その会社は増収増益を続け、コロナ禍の中最高益を見込んでいます。
経営手法の一つとして、関西の家電メーカーOBの人材確保、それらの技術者によって開発された新製品を次から次へとリリース、いずれもヒット商品となっています。
ヒットの要因として考えられるのは、「引き算商法」を徹底していることだそうです。
最近の家電製品は「高性能」「多機能」であるが「高価格」となっている、「これらの機能は本当に必要か?」などを議論・見直しして必要最小限度、ローコストとなるように設計・製作し、低価格を実現しているとのことです。

・・・やはり「Simple is the Best」ということでしょうか?

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